【短信】ウィーン:最大のリスクは金利上昇ではない

Blackstoneのバイロン・ウィーン氏が、年末に向けて米国株の上昇を予想した。
10月の米市場の調整で米株価は割安圏に入ったという。


「今年はまだ2か月近くある。
だから、仮に(S&P 500が年末までに)3,000行かなくてもかなり近いところまで行くだろう。」

ウィーン氏がCNBCで年末までの株高を予想した。
同氏は年初恒例の「10のサプライズ」で年末のS&P 500について3,000超えを予想していた。
同指数の金曜日終値は2,781.01。

ウィーン氏によれば、10月の調整で米市場は割安圏に入ったという。
ここからの上げをドライブするのは企業収益だと言い、同指標がいまだに前年比+20%の増勢にある点を挙げている。
この20%には法人減税の要因が大きいとしながら、それが剥落する来年も10%増程度は期待できるという。

「企業収益が10%上昇するような環境なら、金利が大きく上昇しない限りは、市場は割高でない。
私は金利は大きくは上昇しないと予想している。
金利は上昇するだろうが、米10年債利回りが3.50%を超えることはないだろう。」

長期金利が急騰しない限りは、金利上昇が株価にこれ以上の悪影響を及ぼさないだろうとの考えを示したものだ。
ウィーン氏の本当の懸念事項は実は金利上昇ではない。

米経済のファンダメンタルズはとても力強い。
金利上昇より心配すべきなのは、米国以外の世界が米国ほど良い状態でないことだ。
問題は、米国が世界を引き上げることになるのか、それとも米国が引きずり込まれるのかだ。

ウィーン氏は小型株、グロース株を選好すると話している。


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