デニス・ガートマン:バフェット自社株買いのワケ

デニス・ガートマン氏が、バークシャー・ハザウェイの自社株買いについて解説した。
ウォーレン・バフェット氏が長らく敬遠してきた自社株買いを行った背景を推し量った。


「バフェット氏は長年の間、自社株買いについて強く否定してきた。
週末にニュースを読んでとても驚いた。」

ガートマン氏がFox Businessで、バークシャー・ハザウェイの自社株買いのニュースについてコメントした。
バークシャーの自社株買いのニュースが市場を驚かせた。
莫大な手許資金に比べれば2桁も小さな規模とは言え、それでも10億ドル(1,000億円超)にのぼる。
バフェット氏はこれまで投資先に自社株買いを推奨してきたが、自社については自社株買いも配当も退けてきた。

ガートマン氏はこの変節を解説する。

これが示すのは、バフェット氏がバリューを見い出せるところがなくなったということだろう。
自社株買いのチャンスというよりは、株価がピーク圏に達したことを意味するのだろう。


経営者が自社株買いを行う時、その動機の1つは《経営者が信じる自社の価値に比べて株価が過小評価されている》と信じるためだ。
これは割安とのシグナルとみなされ、多くのケースで株価上昇要因となる。
ガートマン氏は今回のバークシャーのケースがこれとは異なると考えている。
むしろ、バークシャー以外の世界に魅力的な投資機会が見いだせなくなりつつあるためと示唆している。

ガートマン氏は、割高なセクターを尋ねられると、テクノロジー株を挙げた。
一方で、農業関連が割安だという。

「今年のトレードはテクノロジーをショートし農業をロングだ。
テクノロジーをショートし穀物をロングだ。
テクノロジーをショートし肥料をロングだ。」

ガートマン氏らしい歯切れのいい推奨だ。
さらに、コモディティ王はコモディティが概して割安と話している。
コモディティとそれに関連する企業の株式がチャンスだという。

コモディティは市場の中で最も過小評価されていると考えている。
みんなそれに気づいていない。
・・・穀物取引業者、肥料販売、穀物販売などを物色するとよい。


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