バイロン・ウィーン:強気相場はまだ1年以上続く

Blackstoneのバイロン・ウィーン氏が、11月の市場コメンタリーで従前からの強気予想を継続した。
米国株の強気相場は少なくともあと1年は続くという。


2月の市場の調整が終わった時、私は長らくある感覚にとらわれた。
持続的な上げをもたらすほどには、投資家の自己満足は撃ち砕かれなかったのではないかとの思いだ。

ウィーン氏は2-3月の下げ止まりの時をこう回想している。
同氏は長い間、米国株市場について強気予想を継続し、結果としてそれは的中してきている。
ただし、その間何度も強気相場の中の調整がいつ起こってもおかしくないと話してきた。
2009年からの強気相場は、調整がなかったとは言わないものの、あまりにも一本調子であった印象が拭えない。
強気相場の継続には適度の調整過程が必要と考えるウィーン氏からすれば、これはむしろ脅威でもあったのだ。

「私は中間選挙後の上昇を予想してきたが、その実現には、バリュエーションを魅力的にし、投資家の自己満足を取り払うための売られが市場には必要だ。」


こうした見立ての下でウィーン氏はいつものように状況を詳細に検討する。
自身の見立ては当たっているのか、それとも変えるべき状況変化が起こったのか。
ウィーン氏の結論はこうだ。

「これらすべての要因を勘案した結果、現在は次の上昇の前に必要な調整であると考える。
次の上昇は、下院を民主党がとるか否かによらず、中間選挙後に起こる。
企業収益が引き続き市場を牽引し、2019年の米企業収益の見通しは、世界の他地域で何が起ころうが力強いままだ。」

ウィーン氏の強気予想は変わらない。
市場はいくつかの企業の弱気見通しに怯えているが、ウィーン氏に迷いは見えない。
2019年も企業収益は強いと確信しているのだ。

おそらく強気相場はまだ1年以上続くだろう。
わが社のストラテジー・チームは2021年までの景気後退入りを予想していない。
より深刻な市場下落がそれまでに起こるかもしれないが、今ではない。


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