ピーター・シフ:ビットコインが仮想通貨を道連れに

Euro Pacific Capitalのピーター・シフ氏が、仮想通貨にダメ出しをした。
独自の通貨論を展開し、金の優秀性をアピールした。


ビットコインは内部爆発し、あとの仮想通貨を道連れにするだろう。

シフ氏がThirtyKで仮想通貨の衰退を予想した。
仮想通貨市場はこれまでがバブルだったとし、今収縮が始まったところだという。
まだまだこれから収縮が進むと予想した。

「もはや、バブルから残りの空気が抜けるまでどれだけ時間が残っているかだけの問題だ。
・・・
みんな保有し、願っているが、最後には需要は崩壊するだろう。」

シフ氏は通貨の要件についての持論を展開する。
よく言われる3つの機能(交換の手段、価値の尺度、価値の保存)の話ではない。

「仮想通貨は通貨が持つべき主たる性質に欠けている。
通貨とは、通貨としての利用価値とは別に価値を有していなければならないんだ。
私は仮想通貨を資産クラスだとは考えていない。」


それならば、不換紙幣はどうなのか。
シフ氏は不換紙幣についても問題視している。
政府の徴税権と約束だけで価値をアンカーできるとは考えておらず、したがってシフ氏はドル売り論者である。

ファンダメンタルズを持たない仮想通貨の価値を支えてきたのはなんだったか。
それは、人々の熱狂だったのだろう。
シフ氏は、もはや人々の関心に高まりが見られないと分析する。
Google検索数から推計されるビットコインへの関心度は昨年末100とピークを打ったが、現在では6まで低下しているという。
金融界でも参入のニュースが流れることがあるが、これもいずれ頓挫するだろうとシフ氏は言う。

シフ氏が認める本物の通貨は金だ。
(Euro Pacificの業務の1つは貴金属販売だ。)
いつもながら、金価格の上昇を予想し続けている。

「金は通貨として数千年も機能してきて、今も機能している。
金を引き当てにした仮想通貨システムならありうるだろう。」


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