JPモルガン:新興国市場を見分けろ

JPモルガンが新興国市場株式について物色の好機と話している。
詳細にセクターごと、銘柄ごとまで見て行けば、どの新興国にも魅力的なチャンスが見つかる状態だという。


現在あまりにも恐怖やマイナスの心理が立ち込めていて、投資家は詳細にチャンスを見分けようとしていない。
個々のセクターや国を調査し、チャンスを探そうとしていない。

JPモルガンのRashmi Gupta氏がBloombergに話した。
同氏が推奨するのはブラジル、ロシア、メキシコなどであり、その根拠は中央銀行だ。

「ある国をオーバーウェイトするためには、慎重で独立した中央銀行を有していることが必要。
それがなければ投資しないというわけではないが、中長期のホライズンでとても大切なことだ。
・・・
中央銀行は独立しているか、慎重か、正しい金融政策を実施しているか?
・・・こうした眼鏡で見れば、トルコのような市場の危険は察知できたはず。」


その他、主なグプタ氏の発言は以下のとおり:

  • ブラジル: 経常黒字、深刻な不況からの脱出はプラスだが、選挙の結果によっては投資減額も。
  • ロシア: 新興国市場の中でも割安、企業収益改善、中央銀行総裁、原油がプラスだが、制裁がリスク。
  • 中国: 貿易問題であまりにも悲観視されている。
    ただし、他の新興国市場と比べると魅力が低く、アンダーウェイト。
  • インド: オーバーウェイト。
    「長期的な見方ができるなら、インド株の押し目買いはいいアイデアで、自分たちも模索しているところ。」
    ただし、投資の前に通貨安のリスクを検討する必要がある。
  • 避けるべき国: アルゼンチン、トルコ。
  • 新興国市場のリスク: ドル高と貿易。
    FRB利上げよりドル高の方が問題だが、世界経済が成長する限りは問題とならない。

 - 投資 ,