デニス・ガートマン:ゲームは社会を劣化させる

デニス・ガートマン氏が、投資行動にかかわる社会的責任について尋ねられている。
同氏は自身の重いものへのこだわりを語った。


私は決してビデオゲーム銘柄やマリファナ銘柄には投資しない。
これらは社会を劣化させる例だ。

ガートマン氏がFox Businessでゲーム関連株に否定的な意見を述べている。
「社会を劣化させる」とは少々厳しすぎるようにも聞こえるが、これが投資に対する同氏のこだわりなのだ。

「これらにはやらなければいけないという要素がない。
・・・
鉄鋼、船舶や鉄道のメーカー、鉄道そのもの、ベアリング・メーカーの方がいい。
私は足の上に落としたらけがをするようなもの、経済成長の現物がほしいんだ。
マリファナやゲームから経済成長が生まれるとは思えない。」

多くの投資家がこうしたこだわりを持っている。
オマハの賢人ウォーレン・バフェットが金に投資をしないのは有名だ。
金は何も生み出さないからだという。
一方で株式投資とは企業への投資であり、企業への投資とは人や生産財への投資だ。
だからバフェット氏は金への投資に関心を示さない。
最近は広くESG投資への注目が集まっているが、それもこうしたこだわりの1つであろう。


ただし、こうしたこだわりは排他的になってはいけない。
ガートマン氏は話す。

「ここはアメリカだ。
私は私の決断を自分自身で下す。
他の人にも強制しない。
・・・マリファナやゲームに投資したい人がうまくいくことを私は祈っている。
大儲けすることを願っている。」

Foxのキャスターはガートマン氏の境界線を探ろうとする。

  • タバコ会社株: No
    タバコ株はすばらしい投資と言いながらも、関心を示さない。
    ガートマン氏は大学時代1日3箱半吸っていたが、40年前に禁煙したのだそうだ。
  • 酒類会社株: Yes
    マティーニを飲むそうで、自身の矛盾を認めている。

近年、大胆なトレンド転換を予想しすぎて、多くを外してしまったガートマン氏。
逃げの余地を残さない明確な言動が仇となっている。
では、ガートマン氏自身のポートフォリオは大崩れだったのだろうか。

「今年1日ひどい日があったが、主要株・高配当株への投資がこの数年いいパフォーマンスを上げてきたことに満足している。
私よりうまくやった人もいるだろう。
テクノロジー株や、信用でさらに買った人は儲かったろう。
それはすばらしいが、私のスタイルじゃないんだ。」


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