ガンドラック:米金利低下とドル安

新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏が、米長期・超長期金利低下の可能性を示唆した。
また、米ドル相場については従前どおりドル安を予想している。


「債券価格上昇と10年債利回り低下のカタリストとなる何かが起これば、ショート・ポジションのカバーにみんな殺到するだろう。
もしもそうなれば2.25%までいくかもしれない。
もちろんこれは長期側の話だ。」

ガンドラック氏がウェブキャストで米長期・超長期金利低下の可能性を示唆したとReutersが伝えた。
同氏は以前も10年・30年債でショート・ポジションが歴史的水準まで積み上がっていると指摘していた。
これは、投機家が長期・超長期金利上昇を予想していることを暗示している。
ガンドラック氏は、経済・市場のモメンタムが鈍化しているとして、逆にショート・スクイーズを予想していた。
今回もそれを踏襲し、記録的なショート・ポジションが「記録的なショート・スクイーズ」につながりうると言ったのだ。
不吉なのはそれだけではない。

その時、短期側はそれより高くなっていると思う。
・・・イールド・カーブの長短逆転だ。


米10年(青)・2年(赤)債利回り
米10年(青)・2年(赤)債利回り

ガンドラック氏は必ずショート・スクイーズが起こると言っているわけではない。
もしも起これば長期金利は急落し、イールド・カーブの長短逆転が起こると予想しているのだ。
そして、長短逆転は景気後退の先行指標であり、景気後退の少し前には米国株市場は下落を始めるのが通例だ。

米長期金利が急落するなら当然為替への心配が及ぶ。
ガンドラック氏は、トランプ大統領がドル安を望んでいることも一因となり、ドル・ロングは失敗に終わると予想した(Bloomberg報)。

まずドル安にいくことなしに、ドルが再び最高値をつけることはないだろう。
年末は今よりドル安になっているだろう。

その他、いくつか重要な資産クラスについてコメントしている:


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