ジム・ロジャーズ:愛した時はビーチに行きなさい

ジム・ロジャーズ氏が、最近の自身の投資ターゲットについて言及した。
同時に、投資にあたっての心のコントロールのしかたについても話している。


「金は2011年に大崩れがあった。
私の長い経験から言うと、こうした大崩れは持ち直すまでに長い時間がかかるんだ。」

ロジャーズ氏がKitco Newsに話した金へのスタンスは従前と同じものだ。
同氏は金を保有し続けており、1,000ドルを切ってくれば買い増しを考えるとのスタンスである。

ドル建て金価格
ドル建て金価格

「私はまだ1オンス950ドル程度まで待っている。
そこまで行かなくてもそれはそれでいい。
・・・
(いずれ)金は相当に買われすぎになり、バブルになるかもしれない。」

ロジャーズ氏は以前から、次の危機でまず米ドルが買われ、その次に金が買われる番が来ると予想してきた。


キャスターから、今最も「愛している」投資対象を尋ねられると興味深い回答をしている。

私が人生で学んだのは、私が何かを愛したなら、そうすべきでないということだ。
逆のことを学んだんだ。
あまりにも何かに熱中して買いたくてしかたなくなったら、冷静になるためにしばらくビーチにいったり何かすべきなんだ。

そう断った後、冷静に立ち返った上で今買っているのがジンバブエだと話した。
ロジャーズ氏は昨年ごろから、かつてハイパーインフレに悩まされたジンバブエへの関心を漏らすことがあった。

「ジンバブエは40年にわたり愚かな独裁者によって荒廃させられてきた。
新たな指導者になり、悪くなるかよくなるかはまだわからない。
でも、彼が前任者とは違うのは間違いないから、検討して見るといい。」

ロジャーズ氏は、ジンバブエという国家のコール・オプションのようなものを買っている気分なのだろうか。
最初から期待が低い分、ダウンサイドも小さい投資と言えるのかもしれない。


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