バフェット:Apple株を愛する理由

ウォーレン・バフェット氏のCNBCインタビューの続報。
同氏のApple愛が語られている。


「安く買いたいんだが、とても難しいんだ。
・・・むしろ、株価が下がってほしいくらいだ。
下がれば、すでに自社株買いをしているAppleはもっと自社株を買いするだろう。
10%株価が下がれば、Appleはさらに10%買うことになり、私が支払ったお金より10%分大きい持分を得ることになる。」

バフェット氏がCNBCインタビューで話した。
バフェット氏はApple株を少額買い増したとし、さらに安く拾えるなら買い増したいという。
Apple株価が下がれば、Apple自身またはバークシャーが買うという予想だ。
本音であるとともに、株価下支えの格好のレトリックだ。

バフェット氏は、Appleへの投資に前向きな理由を語っている。

「新製品が好調かどうかには興味があるが、次の四半期や来年の売上には集中しない。
私が注視するのは(Appleは確かな数字を開示しないが)何億、それ以上の人たちが実際にAppleのデバイスで生活している。
彼らの人生に不可欠な部分であり、まれにみる製品だ。」

短期的な業績動向ではなく、Appleの製品・サービスに対して高く評価しているとの主張である。
バフェット氏は、iPhoneの効用を次のように語っている。


「私はひどくコスト(年数百万ドル)のかかる飛行機を所有している。
私はiPadを使っているのだが、もしも友人たちのようにiPhoneを使っていたら、千ドルの商品のおかげで年数百万ドルかかる飛行機を諦めていただろう。
iPhoneはとてつもなく割安なんだ。」

飛行機とiPhoneを天秤にかけるところが天才のゆえんだろう。
常人ならば、飛行機を持てる可能性の是非を考える時、iPhoneのことなど気に留めもしないだろう。

バフェット氏は、ツイッター好きのリーダーたちについてしつこく質問を浴びせられている。
大統領については無難に切り抜けたが、企業経営者については少々コメントしている。

ツイートは彼(Elon Musk)の助けになっていないと思う。
私がバークシャーのことを毎日コメントし始めたらとても危険だろうから、私は絶対にしない。
私にはツイッター以外にも人生でやりたいことがある。
どうしても他の人に自分の意見を聴いてほしいとは思わない。

バフェット氏は以前、TeslaのマスクCEOからディスられたことがあるが、大人の対応で格の違いを見せつけている。

また、バフェット氏は2016年から投資を積極化した航空業界について、各社への持分を10%未満に抑えたいと話している。


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