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デイビッド・ストックマン:米市場は20-40%下げる

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レーガン政権で行政管理予算局長を務めたDavid Stockman氏が、米市場の20-40%の下落を予想した。
同氏は昨年6月にも軽く40%下げると弱気予想を語っていた。


「好ましい解決策など存在しない。
貿易戦争の時代に入った。
ドナルド・トランプは錯乱しており、これは悪化し続ける。
トランプは貿易の経済について何も知らない。」

歯に衣を着せないストックマン氏がCNBCで半ば嘲笑しながらトランプ政権の政策を批判した。
同氏は、米国の巨額の貿易赤字の原因が不公正な通商条件によるものではないと言い切る。
そもそも、そこからトランプ政権は間違った方向を向いている。
ストックマン氏は、米国が国際社会から相手にされなくなり、国家の不利益につながりかねないことを心配する。


「これは貿易の条件が悪いためではない。
米国の大きな貿易赤字は、数十年にわたる劣悪な金融政策によるものだ。」

ストックマン氏は理由こそ述べなかったが、米貿易赤字の原因を金融政策に求めている。

ストックマン氏の心配は貿易摩擦だけではない。
米景気拡大が9-10年目に入った中で実施された財政政策もまた大惨事を引き起こしかねないという。
本来なら次の景気後退期に備えて財政を健全化しておくべき時期に、トランプ政策は巨額の財政赤字を生み出している。
その裏側で、FRBは金融政策を正常化している。
これらの要因が米経済を圧迫しているという。

株価が史上最高値をつければ、そこから簡単に20、30、40%下げてもおかしくない。
米経済は強くない。
錯乱したホワイト・ハウス、みんな見て見ぬふりのワシントンの政治環境から生まれる困難を米経済は耐えきれない。


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