【短信】ガンドラック:ブームは終わりだ

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新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏が、米国債・米国株・為替についてコメントした。
株はピークを迎えつつあり、米金利・米ドルは低下の可能性が高いという。


今週は米10年債・30年債の市場でショート・ポジションが大量に増加した。
両方ともこれまでの歴史上で最高だ。
大きなスクイーズが起こる可能性が高い。

ガンドラック氏が米長期債・超長期債での大きなショート・スクイーズの可能性をツイートした。
これは金利で言えば、長期金利・超長期金利が急落しかねないということだ。

米ドルのロング・ポジションが膨らんでいる。
米国債のショート・ポジションが積み上がっている。
S&P 500は高値に戻ったがモメンタムは減ってきている。
ブームとのナラティブはもはやピークを越えた。


米市場が上昇を続けるとの市場心理は転換点を過ぎたとガンドラック氏は言っている。
株価のモメンタムも弱まり、弱気相場に転じるなら、株価とともに米金利・米ドルが低下に向かうのが自然な流れだ。
3つの市場の挙動がその方向性にぴったり符合しているのは不気味だ。

ガンドラック氏が警戒するように、米長期債・超長期債の市場でショート・スクイーズが起こるなら、これらは買われて米長期金利は低下する。
そうなれば、皆が心配するイールド・カーブの長短逆転がさらに近づく。
と同時に、円やユーロとの金利差は縮まり、円高ドル安・ユーロ高ドル安に振れやすくなるとの連想が働く。


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