バイロン・ウィーン:トルコ危機は買いのチャンス

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Blackstone Advisory PartnersのByron R. Wien氏が、トルコ危機についてコメントしている。
現在の調整を買いのチャンスと言うものの、バリュエーションとタイミングを選ぶべきとも話している。


(米)市場の通年のパフォーマンスについてはまだ楽観している。
景気後退はまだ見えない。

ウィーン氏がCNBCで今年中の強気見通しを維持した。
同氏は年末のS&P 500を3,000と予想してきた。
トルコを始めとする新興国不安に端を発した世界市場の下落も老ストラテジストの想定内の出来事だったようだ。


「トルコ情勢はしばらく深刻だろうが、これがシステミック・リスクを表すものだとは思わない。
株式市場は買われすぎで、いつ調整があってもおかしくなかった。
これは調整であり、トルコはその引き金にすぎない。
買いのチャンスだ。」

ウィーン氏は一本調子に上昇を続けてきた米市場について、上昇継続を予想しながらも、いつ10%程度の調整が起こってもおかしくないと言い続けてきた。
また、米中間選挙の年には夏場にパフォーマンスが悪化するアノマリーがあるとも紹介していた。
今回の調整も想定内なのだ。
ウィーン氏は、トルコ危機が中国をはじめとする他の新興国に広く伝染するとは考えていない。

米国株市場については依然としてグロース株を買っているという。
ただし、バリュエーションをよく見て銘柄選択すべきとも話す。

Appleは比較的割安な株で、Netflixは比較的割高な株、Amazonは高い。
今魅力的なのはグロース株だと思うが、やや(株価が)先を行きすぎている感がある。
どこかで買いとなるだろうが、今は様子見だ。


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