グッゲンハイム:今こそ刈り取りの時

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Guggenheim PartnersのScott Minerd氏が、投資家に投資回収とリスク・オフを推奨している。
世界市場の混乱が伝染するリスクが高まっており、この先期待できるリターンもそう大きくないという。


リターンを刈り取りリスクを減らすべき瞬間があったとするなら、それは2018年8月だ。
そして、もしも今がその瞬間でないとしても、とり逃すアップサイドはそう大きくはない。

マイナード氏が昨日ツイートした。
同氏は今こそ刈り取りのタイミングだと主張している。
仮に早すぎたとしても、機会損失はさほど大きくないという。


マイナード氏とグッゲンハイムは従前、米景気後退入りを2019年終わりから2020年半ばの間と予想していた。
その上で、米国株について2018年はいい年、2019年は要注意と指摘していた。
それが今、2018年をあと4か月残して刈り取りを推奨している。
最後のひと上げもさほど残っていないと見ているようだ。
この下方修正はどこから来ているのだろうか。

「今週、私たちは再び外生的な力が他の市場に波及しうることを目の当たりにした。
1997年のタイ・バーツ下落の伝染は世界的な危機につながった。
トルコ・リラの崩壊(とイタリア・アルゼンチン・インドの問題、貿易戦争のゴタゴタ)は似たようなコースをたどるだろう。」

世界経済にいくつかよくない兆候が見える。
今のところそれらは個別の理由による混乱のように見えるが、それが他の市場に伝染していくとするなら話は別だ。
マイナード氏は、夏場のこの時期、あまり縁起がよくないと付け加えている。

「最近の(市場の)ひとりよがりに騙されてはいけない。
季節性は不利だ。
1987年8月の株価のピーク、1997年7月のタイ・バーツ崩壊を思い出せ。
(ハイマン・)ミンスキーは『安定の後には不安定がやって来る』と言った。」


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