ガンドラック:変わったのは解釈なんだ

執筆:

新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏が、足元の経済・債券投資について語った。
市場では、ファクトではなく、その受け取り方に変化が見られるのだという。


現在のファンダメンタルズは4月23日のファンダメンタルズと変わっていない。
変わったのは解釈なんだ。
・・・そして解釈はさらに悪化するだろう。

ガンドラック氏はFacebookの第2四半期業績についてこう解説したとReutersが伝えている。
同氏は年初Facebook株をショートしていると明かしている。
エネルギー関連銘柄等をロングするために、ロング/ショートの合い方を探してのことだった。
そのFacebookは、業績こそ拡大が続いているものの、株価は下落を始めた。
将来の成長予想が切り下がってきたためと世間では言われている。

しかし、ガンドラック氏の考えは少々異なるようだ。
ほとんどの人が知らないふりをしていたにすぎず、その構造が今変化を始めたという解釈だ。
つまり、Facebook株は、あるいはもう少し敷延して市場・経済の一部は、過去過大評価をされていただけかもしれない。
こう示唆しつつ、ガンドラック氏は経済や個別の資産クラスについていくつか指摘している。

  • 米経済: 関税導入により米経済成長が前倒しになったが、先行きはだんだん弱くなる。
  • 米インフレ: 関税で上昇。先々イールド・カーブをスティープ化させる。
  • 米国債: 過去と比べ、株式や長期債に対する短期債の魅力が改善している。
  • MBS: フロント・ペイRMBSや変動金利CMBSを選好。

基本的にデュレーションを抑えて先行きの金利上昇リスクに備えようという意図が垣間見える。


 - 投資 ,