ジム・ロジャーズ:仮想通貨はいつか消滅する

ジム・ロジャーズ氏が、現状の投資戦略を明かしている。
テクノロジーには寛容なロジャーズ氏だが、仮想通貨はいつか消滅すると語ったという。


インドの銀行には問題を抱えているものも多いが、みんなそれを気にかけない。
中国では破綻が相次いでいる。
何かが起こるが、いつかはわからない。
ただ、近づいていることはわかる。

ロジャーズ氏が印Livemintに語った。
同氏の人生最悪の危機到来予想は揺らがない。
理由は極めて単純だ。
サブプライム/リーマン危機の原因となった問題が根本的に解決していないからだ。

「2008年、米国は債務過多の問題を抱えていた。
しかし、今は世界の債務ははるかに悪化している。
こうした経済問題がある以上、次はもっと悪くなる。」

ロジャーズ氏は危機がすでに始まっているのかもしれないと匂わしている。
ただ、誰もまだ大事だと認識していないだけかもしれない。
それは前の危機でも同じだった。


「2007年アイスランドが破綻した時は誰も気にかけなかった。
その後リーマン・ブラザーズが破綻した。
その時になって初めてみんなが問題の存在に気づいたんだ。」

現在、市場には楽観の空気が流れている。
本来ならかなり深刻にとらえるべき事象でもあっという間に大きなマイナスもなく織り込んでしまう。
その水面下でリスクが蓄積しているのかもしれないが、多くの人はそれに目を向けていない。
目を向けていないから、なおさら市場は好調を保つ。
危うさのある市場環境で、ロジャーズ氏は自身の強気分野・弱気分野を語った。

  • 強気: 農産品コモディティ、ルーブル建てロシア国債、中国株、日本株など低位にある資産クラス。
  • 弱気: バブルに入りつつあるFANG。ただし、バブルでは理屈どおりのことが起こるとは限らず、FANGをショートするわけではない。
  • 大化けの可能性のある市場: 変化の兆しのあるジンバブエ、コロンビア。
  • サウジ・アラムコのIPO: 原油相場が強いうちは考えない。
  • 仮想通貨: 「すべての仮想通貨はある日消滅し、ゼロに帰すと考えている。」

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