ガンドラック:起こるべくして起こったFBショック

米Facebookが25日公表した第2四半期決算と業績予想が同社株価と米市場を冷やしている。
ジェフリー・ガンドラック氏はこの出来事について当然のこととツイートしている。


Facebookの第2四半期は売上高や有効ユーザ数等で市場期待を下回った。
あわせて第3・4四半期の会社業績予想が弱めだったため、同社の成長鈍化が懸念されることとなった。
これが25日の米市場を冷やしたものの、その後の米欧の貿易摩擦緩和観測から市場は回復した。
しかし、Facebook株については時間外取引での下落が進み、終値からの下げ幅は一時2割を大きく上回った。

Facebookのよくない会社業績予想だけからでも、それが起こるべくして起こったのにほとんどの人が知らないふりをしていたことは明らかだ。
第1四半期の利益の9割超は(データ漏洩)問題前の数字だ。

Cambridge Analyticaを通したデータ漏洩が表面化したのは3月。
問題の重大性から、4月にはザッカーバーグCEOが議会で謝罪をするに至る。
つまり、第1四半期にはこの影響はまだほとんど効いていなかったわけだ。
それが第2四半期にはフルに効いている。
思えば、このことは第1四半期の業績開示時点で予想されたこと。
ガンドラック氏は、市場関係者がこの不都合な事実を見て見ぬふりをしていたと言っているのだ。
わかっていたはずの不都合な真実に、市場は今さら驚いている。

ガンドラック氏はFacebookのデータ漏洩問題が発覚した時、Facebook株をショートしたと明かしている。
当時、同氏はエネルギー関連銘柄をロングしており、市場下落のリスクをヘッジするためにショートできる銘柄を探していた。
そこにFacebook株が見事にはまり、さらにその目論見がついに実を結んだわけだ。

米景気の変調と一部業界の規制強化を予想するガンドラック氏は「ゴキブリは一匹ではない」と言っていた。


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