バイロン・ウィーン:中間選挙後のアノマリー

Blackstone Advisory PartnersのByron R. Wien氏らによるウェビナーの続報。
中間選挙のアノマリー、セクターごとの魅力度、新興国市場などについてコメントされている。


「(中間)選挙のインパクトを見てみると、選挙後はすべてのもののパフォーマンスが良好だ。
・・・
選挙の結果がどうなろうと、11月初めから年末まで市場は強さを増すだろう。」

ウィーン氏がウェビナーで、米中間選挙にかかわるアノマリーについて解説した。
以前、中間選挙前の夏にはパフォーマンスが低下するアノマリーがあると話していた。
つまり、これからしばらくは退屈な展開が示唆されるものの、その後、選挙が終わればいい時期がやってくるということのようだ。
ウィーン氏が示した、中間選挙の前後半年のパフォーマンスは次の通り:

資産クラス 前6か月 後6か月
S&P 500 1.6% 13.3%
ディフェンシブ株 4.4 8.9
景気循環株 -0.8 12.9
投資適格債 3.9 2.1
ハイイールド債 0.5 9.8
出典: Blackstoneウェビナー

足元のセクター選び

ウィーン氏は株式市場における銘柄・セクター選びについて話している。


「企業収益こそが株価の行き先を決める。」

その上で、足元から年末までのホライズンで、米国株のセクター別の魅力度を列挙した:

  • 最有望: テクノロジー、バイオ、エネルギー、景気循環
  • ポジティブ: 工業、材料(インフレを予想するため)
  • ポジティブでない: 生活必需品、耐久消費財

新興国への投資はいまだ過小

同ウェビナーではブラックストーンのJoe Zidle氏も経済・市場の詳細について語っている。
その中で、米市場以外での株式投資にも言及し、米市場に比べてバリュエーション上の魅力が大きいと話している。
特に、新興国市場については、投資家は十分な注目を向けていないと指摘した。

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)における中国・インドのウェイトを集計すると、中国が3.6%、インドは1%未満だ。
この2市場合計でACWIの4.5%程度にしかならない。
投資家が株式市場への投資を考えるにせよ、経済への事業投資を考えるにせよ、新興国市場、とりわけ中国・インドへの投資は過小になっている。」


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