バイロン・ウィーン:投資より休暇の予定を

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Blackstone Advisory PartnersのByron R. Wien氏が、夏場の米市場のさえない展開を予想している。
その後、11月の中間選挙が過ぎればS&P 500は3,000をめざして上昇するだろうという。


「私は常に市場が2月底値を試すだろうと予想してきた。
そこまで下げるかどうかはわからないが、夏場はさえない動きになるだろう。」

ウィーン氏がCNBCで米市場の足踏みを予想している。
夏場は市場がさえないから、投資ではなく休暇の予定を立てた方がいいと奨めている。
もっともS&P 500の3,000目標を取り下げたわけではない。
(インタビュー前日終値は2,717。)
ウィーン氏は依然として米企業業績の好調を予想している。

「(S&P 500の3,000目標は)力強い企業収益を考えれば現実的だ。
・・・第2四半期企業収益は前年比25%増、第3・4四半期は20%増を予想している。」


それでも夏場の足踏みを予想するのは中間選挙にまつわるアノマリーによるものだ。
中間選挙というイベントが米国に「すべてのレベルで混乱」をもたらしているという。

「民主党vs民主党、共和党vs共和党、貿易に関し米国vs世界、米国の地政学的合意への不参加、世界が内向きになっている。
これらが金融市場に悪く作用する。」

こうした混乱が、中間選挙という政治ショーのために不必要に高まっている。
11月の中間選挙が終わるまで、この混乱が米市場にのしかかっている。
逆に、それが終われば雲も晴れるだろう。
ウィーン氏は、「中間選挙後、年末にひと上げ来る」とのPaul Tudor Jones氏の予想に賛成している。

ウィーン氏は、投資家に次のように推奨している。

「現金を持っていて損はしない。
テクノロジー・セクターは調整があったので、テクノロジーがいい。
バイオもいい。
原油価格は上昇が見込まれ、エネルギーもいい。」

景気サイクル終期の株式市場上昇局面では、バリュー銘柄ではなくモメンタム銘柄が恩恵を受けやすいと言われている。


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