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ジム・ロジャーズ:北朝鮮改革開放への賭け方

ジム・ロジャーズ氏があらためて投資対象としての北朝鮮に対する期待を語った。
現時点で合法的にやれる方法を1つ紹介している。

「まだ(北朝鮮への投資は)違法だ。
私は金持ちで牢屋に入るより、貧乏な方がいい。
合法になったらすぐやり始めるつもりだ。」


米朝首脳会談の後、ロジャーズ氏はFOX Businessで語った。
北朝鮮ではすべてのものが不足しているため、ものを作るノウハウを持った企業が進出すれば、大きな富を得ることができるという。
あらためて改革開放路線を本格化した1981年の中国のような状態にあると話した。

ロジャーズ氏の関心は極めて強い。
かつて、名前を使われ北朝鮮制裁法違反で告発されたことがあるロジャーズ氏は、現行法下で北朝鮮に投資できないことにいらだっている。

「トランプ氏はすべてのことが急速に変わると言っている。
そう願いたい。
問題は、中国人・ロシア人などたくさんの人が殺到しつつある。
自由の国の国民は遠くから手をこまねいて見ていなければならないんだ。」

北朝鮮が中国なみの改革開放に向かうなら、ある程度有望な投資フロンティアとなるのはその通りだろう。
しかし、その投資リターンの源泉を遡ったら、米国から押しつけられて日本が拠出した支援資金ということのないようにしてほしいものだ。
日本の拠出する資金は米国・中国・ロシア・韓国のためのものであってはならない。

法律で許されないからといって簡単にあきらめるロジャーズ氏ではない。
そもそも北朝鮮には株式市場さえない。
まずは法律上の問題のない韓国株からすでに手をつけ始めているという。

例えば、私はこのために大韓航空株を保有している。
国境が開かれ合法化すれば旅客数も増えるだろう。
その他のことも探しているところだ。

ロジャーズ氏は投資対象としての米朝を比較する。
米市場は史上最高値、北朝鮮は世界で最も貧乏しく制裁も受けている。

「『安く買って高く売れ』と教わったろう。
北朝鮮は安く、ダウ平均は高い。」

では、その高い方の米市場はどうなるのだろうか。
ロジャーズ氏は依然として、当面は強気相場が続くと予想している。
そしてその後「人生最悪の危機」がやってくるという。

年末頃から状況が悪化し始めるかもしれない。
来年には間違いなく悪化が始まるだろう。


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