モルガン・スタンレー:次々とピーク・アウトへ

Morgan Stanleyが米市場の弱気相場入りを予想している。
米国株市場は第3四半期にもピーク・アウトする可能性があるという。


成長のモメンタム、インフレ、バランスシート規模、企業業績の修正、株式-債券の相関、米政策金利のすべてが変化しつつある。
市場について言えば、2018年は次々とピークを打つ年となろう:
クレジット(1月)、利回り(夏)、株式(第3四半期)だ。

モルガン・スタンレーのAndrew Sheets氏が米市場の弱気相場入りを予想しているとBloombergが伝えている。
シーツ氏によれば、ファンダメンタルズや過去の事例などを見る限り、すべてが弱気相場入りを指し示しているという。
その中で、株式は第3四半期のピーク・アウトを予想している。

「株式がピークを打つのは通常最後だ。
これは、一時的な恩恵となる減税への楽観から来る株価押し上げなど1回限りの要因と擦り合っている。」


第3四半期にはS&P 500の業績見込みについて上方修正がやむだろうという。
だからと言って第3四半期まで安心できるというわけでもないという。
すでに足元でPMIは悪化し、インフレは上昇している。
シーツ氏はこれを「株式リターンにとって最悪の組み合わせ」と評している。
さらに金融政策は引き締めが進んでおり、すでに厳しい環境は整いつつある。

リスクに備えるためにはポートフォリオ管理の徹底が一法だが、それにも困難がともなうという。

「(景気)サイクル終期の市場では(債券と株式の)相関が高まることが通常だ。
特に内外で利回りが低くなっている今はそうだ。」

もっとも、シーツ氏が考える弱気相場はカタストロフィーというほどのものではない。

「私たちはこのピーク・アウトの後に2000年・2007年の後に見られたような下落がやってくるとは考えていない。
・・・現在の過剰はそれほど極端なものではない。
市場はもっと小幅な下落になるだろう。」

幸い予想されているのは100年に一度の危機ではない。
かと言って、債券と株式の分散効果が得にくい。
ならばどうすればいいのか。
シーツ氏はいくつかアイデアを挙げている。

  • : 割安であり、高い分散効果を与えてくれる。
  • 米ドル: 割安ではないが、分散効果があり、プラスのキャリーを与えてくれる。
  • ボラティリティ: ボラティリティの保有。

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