ジム・ロジャーズ:一帯一路が地理を変える

ジム・ロジャーズ氏が、長期的な有望市場として中国への関心を語っている。
その他、ベトナムなど興味ある投資フロンティアを列挙している。


地理が変化するのは珍しいことだ。
500年前ポルトガル人は世界を航海し、地理を変えた。
200年前、米国は鉄道を見いだし、地理を変えた。

ロジャーズ氏はStansberry Churchouseのインタビューで、中国の一帯一路構想が地理を変えるだろうと予想した。
そして、20世紀の米国の繁栄と同じように中国もいっそう繁栄すると予想している。

「もしも1916年に米国株を売っていたら(その後の下落で)1-2年の間は賢く見えたかもしれない。
しかし、20世紀を通して見ればもちろん米国はすばらしい発展を遂げた。
今後数十年、中国は成長し続け、すばらしい発展をするだろう。」

だから「数十年」というホライズンで中国株を買いたいとロジャーズ氏は語る。
足元の諸課題など、1916年の米市場と同じように、取るに足りないものだという。


ロジャーズ氏は、地理が変化するとき勝者と敗者が生まれるという。
勝者は莫大な富を得るが、敗者は名前さえも忘れられてしまうという。
自身が移り住んだシンガポールにも困難が迫っている。

「輸送の多くはシンガポールを迂回するようになり、シンガポールにとっては問題だ。
・・・今では世界で最も重要な港ではなくなった。
誰かが没落し、誰かが栄える。
このため、カザフスタン、中国中部など、多くの場所がブームになっている。」

中国以外ではベトナムに魅力を感じているようだ。
理由の1つは逆張りだが、再評価すべき兆しが見えるという。

「ベトナムは大きく変わりつつあり、中国とも国境を接している。
90百万人の人々は教育・訓練を受け勤勉だ。
彼らは自分たちを共産主義者と呼ぶが、割り引いて考えていい。」

その他、北朝鮮との関係改善が期待される韓国、ナイジェリア、カザフスタン。
さらに、最高値に比べ安値という理由で日本の名も挙がっている。


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