ガンドラック:気配はないが不況は近づいている

新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏のCNBCインタビュー続報。
現状、不況の影は見えないものの、過去に例のない不況が皆が考えているより早くやってくるだろうとガンドラック氏は語る。


貨幣の流通速度は長らく停滞しており、唯一用心しうる指標かもしれないが、他のすべての先行指標は新最高値が出てきている。
・・・前年比で先行指標がマイナスにならずに不況入りしたことはない。」

ガンドラック氏は米経済に不況入りの兆しは見えないと解説した。
今後数か月のうちに不況入りする可能性はないと言う。
だからガンドラック氏は現状には安心している。
一方で、先行きについてはやや不遜な興味を示唆している。


次の不況が来た時には本当に興味深いことになる。
すでに2019年度には1.2-1.3兆ドルの財政赤字が確定的で、量的引き締めは引き続き2019年度も6,000億ドル程度になる。
米国債・社債・借換債・銀行ローン2兆ドルが本当に償還期限を迎え、不況にオンされる。

ガンドラック氏は、米国債市場が2019年、未曽有の供給増を迎える点を指摘している。
先入観を持たず、帰趨を注視すべきと説いている。
現時点で不況の影が見えないことを理由に、自身の予想を明かしていない。

ガンドラック氏は、今年のFRB利上げについて3月を含め計3回と予想する。
FRBは基本的に利上げを望んでいると見透かしている。

「歴史を回顧すれば、この思考回路のFRBはおそらく政策を誤ると、市場参加者は考えるべきだ。
特に、実際の効果が出始める量的引き締めという海図なき領域が共存するからだ。
・・・確実に不況につながるカクテルになると思う。
多くの人が話している約2年より早くやってくるだろう。」


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