レイ・ダリオ:新興国エクスポージャーを急減

Ray Dalio氏率いるBridgewater Associatesが、昨年第4四半期に新興国ETFのポジションを大きく減らしていたことが明らかになった。
同社提出のSEC向け報告書13Fから明らかになった。


ブリッジウォーターが提出した昨年第3・第4四半期の13Fによれば、同社は新興国ETFのポジションを大きく変えている。

  • iShares MSCI Emerging Markets ETFを半減
  • Vanguard FTSE Emerging Markets ETFを2割以上減

ブリッジウォーターのETF保有(2017年3Q、4Q)

当時は、米国株の高値観が警戒される中で、多くの市場関係者が米市場以外への分散を奨めていた時期だ。
結果論で言えば、この2週間の市場の混乱で新興国市場はかなり沈んだから、ダリオ氏の判断は正しかったと言えるだろう。


その他、比較的小さな変化としては、新興国ETFを減らしたのと対照的にブラジルをわずかに増やしたほか、韓国を半減している。

ダリオ氏は2月、欧州株のショート・ポジションを4倍に増やし、市場を震え上がらせた。
このポジション変更についてReutersが続報している。
ブリッジウォーターの投資家の話として、同社の欧州株のロング・ポジションは同ショート・ポジションより大きいのだという。
2月6日時点では、欧州株についてネットでわずかにロングだったと話した様子。
(その後8日時点でもネットでロングだったかは不明。)
さらに同ソースによれば、ブリッジウォーターは今年に入って大幅にロング・ポジションを減らしているという。
ネットでロングかショートかはわからないが、とにかく欧州株を猛烈に売っていることだけは確かなようだ。


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