バイロン・ウィーン:調整は終わっていない

Blackstone Advisory PartnersのByron R. Wien氏が、米市場の下落は弱気相場入りではなく単なる調整だと説明した。
年末は上げて終わると予想する一方、足元の調整はしばらく続くとも話している。


「私たちは市場の10%調整を1年以上も覚悟してきた。
それが今来たのであり、サプライズではない。
市場は昨年5%の調整さえなく上昇し、今10%の調整が来た。」

ウィーン氏はCNBCで、近時の米市場下落があくまで調整であると強調し、決して弱気相場が始まったわけではないと主張した。
根拠として、市場は急落したが、経済の方は快調である点を挙げている。
現状、経済が悪化する兆しは見えず、今年の米経済成長率は3%近くまで上昇すると予想しているという。

こうした展開は、ウィーン氏からすれば既定路線とでも言うべきものだ。
年初に発表した「2018年の10のサプライズ」では経済成長は4%に迫り、インフレや金利の上昇が懸念事項になり、S&P 500指数が10%調整すると予想されていた。
だから、ウィーン氏は今回の調整を「健全なお掃除」と表現し、むしろ歓迎しているようだ。
そして、これにはまだしばらく時間がかかると予想している。

「市場全体のお掃除がすんで幅広い買い場がやってきたとはまだ思わない。
もっと調整すべきところが残っている。」

ウィーン氏は年初、年末のS&P 500指数を3,000超と予想していた。
(先週末の同指数は2,619.55。)
この日も、年末には年初より上げて終わるとの予想を据え置いている。


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