デニス・ガートマン:株価は最高の環境でピークを打つ

デニス・ガートマン氏が、米市場の「重大な弱気相場」の始まりを宣言した。
投資家のリスク・テイクは少なくとも来年まで待った方がいいと話している。

「ダウ平均22,000もありうるだろうし、21,000もおそらくありうる
今はダウンサイドを大きくみている。
それより下がることもありうる。」


ガートマン氏がいつになく弱気な意見をFox Businessで述べた。
同氏は「重大な弱気相場」が始まったと言い切り、そのメカニズムを解説した。
米経済が力強く回復した。
これは2つの当然の帰結をもたらした。
 ・金融緩和の巻き戻し
 ・実体経済の資金需要増大
結果、マネーが金融経済から流出し、実体経済に居所を変える。
この「極めて正常かつ標準的なこと」が起こり、それがいつものように弱気相場をもたらしたとガートマン氏は解説した。

「経済は良好だ。
しかし、株価は経済が最高な時にピークを打つものだ。」


ガートマン氏は、魅力的な投資先はまだ残っているとしながらも、機会は減っていると語る。
企業収益改善の効果を金利上昇の効果が打ち消してしまうからだ。

また、ガートマン氏は長期債への投資を奨めていない。

「私は私のお金を30年間も3%+リターンで固定したくはない。」

ガートマン氏は、今後18か月の長期金利予想を4%超としている。
今、長期固定の運用をして後で金利上昇を迎えると、大きな後悔をしかねない。
だから、金利上昇に強い投資先を物色すべきなのだ。

「ニューヨーク証券取引所にはすばらしい小企業・小型株、すばらしいETFが上場している。
短いデュレーションで7%、8%、9%の利回りのものがある。」

しかし、この日のガートマン氏はとことん弱気だった。
仮に上記のような分野を狙うなら、十分な調査とリスク・ヘッジを講じるべきだという。
ガートマン氏は今後さらに米市場が全体として動揺すると考えているのだ。

「弱気相場は大きなチャンスを与えてくれる。
・・・
しかし、それは来月・再来月ではなく、来年のどこかだろう。」


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