ガンドラック:ジャンク債は死んだ

新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏が、最近の市場環境の急速な変化について感慨を述べている。
経済成長とインフレの見通しが急激に上昇修正されつつあると指摘し、ジャンク債については死亡宣告をしている。

「米10年債は2.63%を抜いてから跳ね上がるように2.85%まで上げた。
6か月前まではたくさんの人が1.50%を予想していた!
市場ではあっという間に変わりうる。」


米10年債利回り
米10年債利回り

ガンドラック氏は先月、米10年債利回りが2.63%を超えれば、上昇が加速し、株式市場は慎重になると話していた。

たった1週間でなんと大きく変化したことか!
GDPNowの第1四半期予想と平均時給前年比+2.9%が新たなナラティブになる。
イエレン議長に『ラッキー』とあだ名をつけよう。


アトランタ連銀のGDPNowによれば、2018年第1四半期の実質GDP成長率(季節調整済み年率)は5.4%(2月1日現在)。
1月29日の4.2%から大幅引き上げだ。
それに加えて、2009年ぶりの平均時給の伸びだから、インフレ・金利に上昇期待が高まるのは当然だ。
この数字はゴルディロックスからの離脱を示唆する。
パウエル新FRB議長は噴いた景気をオーバーキルすることなく飼いならすことができるあろうか。

さて、昨日のニューヨーク・ダウ平均は前日比▼665.75(▼2.5%)の25,520.96。
2008年12月以来の大きな下げ幅だ。
この下げは続くのか。
注目は、先行指標として使われることのあるジャンク債市場に向かう。

ジャンク債ETF価格
ジャンク債ETF価格

「ハイイールド債ETF(JNK)は死んだようだ。
ここから勝つのは無理だよ、みんな。」


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