グッゲンハイム:ETFの流動性リスク

Guggenheim PartnersのAnne Walsh氏が、フィクスト・インカムの一部ETFの潜在的リスクを警告した。
市場に暗雲が立ち込めてきた今、このリスクが顕在化する懸念が高まっている。


「将来ポートフォリオや市場にリスクを及ぼしうる断絶が存在する。
これについて投資家はもっと時間をかけて注意すべきだ。」

ウォルシュ氏がETFに内在するリスクについて警告したとBloombergが伝えている。
ウォルシュ氏が心配するのは直貸しや銀行ローンをポートフォリオに組み込んだETFだ。

投資家はETFの形で極めて流動性の高い商品を保有している。
ETFは日々出来高と価格がつくだけの流動性がある。
しかし、その裏づけとなる資産クラスは売買するのに3週間もかかる。


こうした心配は債券だけの話ではない。
つい先週もモハメド・エラリアン氏が新興国市場・ハイイールド市場を対象とする商品を例に挙げ、ETFと裏づけ資産の流動性ギャップが引き起こすリスクを警告している。
流動性の低い裏づけ資産の暴落によってETF価格が暴落したり、流動性の高いETFの暴落が裏づけ資産の価格を暴落させたりという連鎖が起こりうるのだ。

ジム・ロジャーズ氏は、ETFが成功したがゆえに、弱気相場入りすれば大きく下げる可能性があると語った。
バイロン・ウィーン氏は、ETFが危機を引き起こしうると繰り返し話している。
ついには、パッシブ・ファンドの草分けJack Bogle氏までもが世界経済の脅威となりうると言い出す始末だ。


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