ゴールドマン・サックス

 

ゴールドマン:調整は平均4か月-13%-4か月

ゴールドマン・サックスが今後数か月中の株式市場の調整を予想した。
その時に備えて、押し目買いのタイミング等を想定しておくべきと奨めている。


何がトリガーになるにせよ、ある種の調整が今後数か月で起こる確率は高い。

ゴールドマンのPeter Oppenheimer氏が短期的な下げ相場を予想したとCNBCが伝えている。
ただし、コア・インフレが低く緩和的な金融環境が続くことから、弱気相場入りではなく調整入りとなる可能性の方が高いとしている。
ゴールドマンによれば、現在は、1929年以降で5%超の調整がない最長の期間なのだという。
一本調子に上げ続けてきたため、調整が入っておかしくないという見方だ。

「強気相場の中で10%以上の下落が起こるのは珍しいことではない。
強気相場中の調整の平均は4か月間13%であり、回復するのに4か月かかるというものだ。」

ゴールドマンはシカゴ恐怖指数の上昇についてもコメントしている。

「市場上昇中のボラティリティ上昇は、一面でリスク増大を反映し、一面でアップサイドをとるためにプレミアムを支払ってもいいという強気の意思を反映している。」


シカゴ・ボラティリティ指数(VIX)
シカゴ・ボラティリティ指数(VIX)

「投資家は、楽観のため資産が割高となり小さな『失望』にも脆弱になる時期、慎重になるべきだ。」

ボラティリティとはリターンのばらつきだ。
上にも下にも動きやすくなる。
悪いニュースが多い時、小さないいニュースで市場が上げて列車に乗り遅れるのがリスクになる。
いいニュースが多い時、小さな悪いニュースで市場が下げることがリスクになる。
ゴールドマンは例として、金利が上昇すると予想していても、それを悪いニュースと捉えず強い成長の証拠と捉え市場が上昇する場合を挙げている。
これまでのゴルディロックスの論理のようではないか。

心配事を解説した上で、ゴールドマンは株式のオーバーウェイトを継続し、調整時の押し目買いを奨めている。

マクロ経済見通しは強いものの、買い時についての経験則を覚えておくといい。
ニュースがすべてよくバリュエーションが高い時より、ニュースはよくなくバリュエーションが低い時に買う方がいい。


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