書評

レイ・ダリオが薦める4冊の本

『遺伝子の川』

“River Out of Eden” by Richard Dawkins。
英国の生物学者リチャード・ドーキンス教授の著書。
生物において代々受け継がれていく遺伝子の川とは情報の伝達に他ならない。
情報の流れをさかのぼることで生命そのものを理解しようという試みだ。


ダリオ氏は文庫本で235ページに収まるこの本がお気に入りなのだという。

「人類は10百万もある種の1つにすぎない。
・・・
私たちすべてが従う自然の法則を理解するため、私はこの本を薦めたい。」

『Super Mind』


“Super Mind” by Norman Rosenthal。
著者は南アフリカ生まれで米国で活躍する精神科医ノーマン・ローゼンタール。
その著者が「超越瞑想」について書いた本。

ダリオ氏は長年生活に瞑想を取り入れ、周囲にも盛んに薦めている。
(ブリッジウォーターが新興宗教と揶揄されるゆえんだ。)
ダリオ氏は瞑想について、大きな助けとなる「均衡」を与えてくれる、大いなる力と話している。

「(瞑想は)平静、集中、平穏を与えてくれる。
これらによって、感情に囚われることなく熟慮の上よりよい方法で物事を処理することができる。」

ダリオ氏の関心は人間、社会、国家の本性にあり、さらに自身をどう律するかにある。
投資からは遠く感じる内容に戸惑うところもあるが、いずれもダリオ氏自身が昨年上梓した『Principles』と共通するものだろう。


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