ゴールドマン・サックス

 

GSAM:2018年の投資見通し

ゴールドマン・サックスの資産運用部門が2018年の投資見通しを公表している。
経済・企業収益の改善を反映し、日本株についても魅力的とされている。

Goldman Sachs Asset Managementは6つの質問に答える形で2018年の投資見通しを示している。
詳細にわたる文書となっており、原典にあたることもお薦めしておこう。
ここでは質問への回答の一部を紹介する。


A1. 世界経済の拡大は続く
株式より債券が魅力的で、中国を除く新興国が特に有望。
日本株についても昨年の中立から強気に格上げ。
為替は米ドルが強気、ユーロと円は弱気。

A2. 先進国国債は割高だが株式は割高ではない
2018年も世界の株式はプラスと予想するが、上昇ペースは鈍化し下落リスクも増す。
米国株より欧州株・日本株・新興国株の方が魅力的。

A3. FRBの金融引き締めはおそらく影響を及ぼし始める
先進国国債には弱気、社債・MBSは要注意。
米金利上昇は一時的に対先進国通貨でドル高要因となる。


A4. ネットに押され一般消費財セクターが危ない
リスクのあるセクターへのエクスポージャーを限定し、逆に危機で恩恵を受けるセクターに投資する。
低い参入障壁の恩恵を受けるニッチ・ブランドが有望で、2流ブランドは危険。

A6. 従来の資産クラス・国境にとらわれるな

  • 世界経済の拡大継続に賭けろ。
  • 米国株のバリュエーションは歴史的に見て高いものの、他の資産クラスより魅力的。
    buy-write( 株を買うと同時にコール・オプションを売ってプレミアムを稼ぐ)を検討しろ。
    米国株のアップサイドが少ないと見るなら、コールを売ることでアップサイドはあきらめ、代わりにオプション・プレミアムでリターンを取れという趣旨。
  • 新興国国債や地方債を検討しろ。
  • 技術革新が世界中でリスク/リターンを変化させる。
    特にインパクトは新興国市場で大きく、チャンスを生む。
  • ビッグ・データは新たなリターンのチャンスを与えるかもしれない。

ゴールドマン・サックスのセルサイドと比べると楽観的な印象のある見通しとなっている。


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