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FRBはS&Pで400下落まで気にしない:デビッド・テッパー
2018年12月25日

Appaloosa Managementのデビッド・テッパー氏が、FRBの金融政策を批判した。
5箇条のコメントの第5条で、ある投資先を提示している。


1. パウエル議長は基本的にFRBプットが終わったと宣言した。

19日のFOMCの翌日、テッパー氏がCNBCへのメールで5つのコメントを寄せている。
アラン・グリーンスパン元議長の時代から続いたFRBプットが終焉を迎えるかもしれない。
FRBによる市場救済策は、資産効果が効きやすい米経済において有効と言われる反面、度々バブルを発生させてきたとの批判もある。
パウエル議長のFRBはこれまでのところ、プットを絶対条件とはしていないように見える。

「2. みんな引き締まっている。
中国のマネー拡大も急落している。
ECBも量的緩和を終える。
FRBはまだ引き締めモードだ。
3. 来年、米国債と世界でのフィクスト・インカムの発行がネットで最大になる。
クラウディング・アウトのようなことが起こる。
債券、株式などなど。
4. 貿易戦争への疑問。
中国とは別のことで戦うべきだ。
でも確信がない。
世界的に活動を凍らせてしまう。」

テッパー氏は、FRBの引き締めスタンスが気に入らないようだ。
来年からの債券発行の急増を考えると、クラウディング・アウトによる金利上昇、景気の下押しが懸念される。

「FRBは株式市場について、S&P 500にして400ポイントなら気にしない。
本当の経済音痴だ。」

19日のS&P 500指数は2,506.96で引けている。
(先週末の21日は2,416.62。)
テッパー氏のコメントが正しいなら、FRBは同指数が2,100になるまで放置することになる。
こうした予想から導かれる結論はこうだ。

5. 現金はそう悪いものでもない。


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