政治

FRBは根本的に壊れた:ジェフリー・ガンドラック

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、FRBを批判し、今後の投資のあり方についてツイートしている。


FRBは現在、1913年連邦準備法を露骨に遵守しない行動をとっている。
ある機関が与えられた権限についての規則に違反することは、その機関が失敗し根本的に壊れたことを事実上認めることだ。

もちろんFRBは『技術的に』は『遵守』していると学者くさい意味論的な議論をするのだろう。
昨秋のバランスシート拡大を『QEではない』と言ったように。

ガンドラック氏が14日ツイートした。
FRBの市場・経済救済策が過剰であると言いたいのだろう。
FRBがジャンク債の一部を買入れ、事実上企業向け融資を始めたあたりから、心配を口にする人が増えている。
困窮する人を救うためと口を閉ざしていた人たちも、ついに心配を表明せずにはいられなくなったといった様子だ。

1907年恐慌の反省などから生まれた連邦準備法。
本当にこの趣旨がないがしろにされているなら、次に何が起こるのか。

ガンドラック氏は15日、異なる視点からツイートをしている。

金融メディアの人たちが理解していないように見えるのは、二度と2020年1月の『あなたが私の髪にドライヤーをかけ私があなたの髪にドライヤーをかける』経済には戻ることがないということだ。
お金を貯蓄し、ネットで経済的に生産する能力を持つことが、新たなクールになるだろう。

いつもながらガンドラック氏の真意を測るのは難しい。
「あなたが私の髪にドライヤーをかけ私があなたの髪にドライヤーをかける」とは、もたれ合いの状態を指すのだろう。
何と何のもたれ合いか。
経済と市場かもしれない。
市場を押し上げれば経済が押し上げられ、経済が押し上げられれば市場が押し上げられる。
これまでFRBの金融政策を支えてきた少々都合の良すぎるロジックが限界にあると言いたいのかもしれない。

「ネットで経済的に生産する能力」のネットとはインフレ調整後ということだろう。
つまり、これからの投資は、インフレに負けないでどれだけ増やせるかになっていくと言いたいのではないか。


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