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BI:ビットコインが金の座を奪えない理由

Business Insiderが、ビットコインが金を置き換えられない理由を挙げている。
デジタル・ゴールドとも呼ばれる仮想通貨は金と何が決定的に違うのだろうか。


仮想通貨と金との違いについては、金には宝飾品や工業用の用途があると指摘されることがある。
しかし、それだけでは金の価格を正当化できるものではあるまい。
金が通貨のように流通するものでなければ、金の価格は今より相当に低いところにあるはずだ。
そもそも金が通貨のように扱われるのでなかったなら、宝飾品としての価値も上がらなかったはずだ。
それでもとにかく金は高い価値のあるものとして扱われ、いわば実物資産のデファクト・スタンダードとされてきた。

そのデファクト・スタンダードに対して、仮想通貨はなぜ取って代われないのだろう。
BIの意見を聞いてみよう。


  1. 仮想通貨は通貨でしかないが、金には通貨の他にも実績あるアプリケーション(宝飾品・電子部品)がある。
  2. 仮想通貨には電力とデータ通信が必要だが、金には必要ない。
  3. 金の市場の流動性は高く、それに比べると仮想通貨の流動性はまだ高くない。

結局のところ、金の価値の源泉とは紙幣が受け入れられなかった時代から続く価値の化体としての実績にあるのだろう。
この点は1と3に織り込まれている。

では、残る2はどうだろう。
BIは停電が続くプエルトリコの状況と絡めて説明している。
同様のことはマーク・ファーバー氏がサイバー・テロとの関連で指摘している。
停電で通信がないところでは仮想通貨は使えない。
仮想通貨は電力と通信の壁を乗り越えることができるだろうか。


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