Appleショックは弱気相場の典型:ジェフリー・ガンドラック

新債券王ことDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、Appleショックにコメントした。
株式の弱気相場を予想する同氏は、これを弱気相場に典型的な現象と見ている。


こうしたことは弱気相場で起こることなんだ。

ガンドラック氏が2日のAppleの下方修正・株価下落についてCNBCのスコット・ワプナー キャスターにEメールでコメントした。
CNBCとは決別したはずだったが、ワプナー氏との交流は続いていたようだ。
ただし、CNBCが明かしたメールの内容は、わずかこの1文だけだったから、関係修復とは言えないようだ。

2日Appleのティム・クックCEOは2018年10-12月期の業績予想を公表した。
その中で、同四半期の売上高着地予想を従来の890-830億ドルから840億ドルへ下方修正した。
中国と新興国での鈍化が大きかったが、先進国でも伸び悩んだという。
これを受けて、同社株は時間外に一時急落したが、その後持ち直す様子も見せている。

ガンドラック氏が「こうしたこと」と言ったのは、象徴的な銘柄での業績悪化・株価下落であろう。
Apple株は単に大型優良株というだけではない。
主要株価指数に大きな構成比で組み入れられており、結果、多くの投資信託に大きな割合で組み入れられている。
強気相場ではこの構図が買いを呼んだが、弱気相場となれば逆の構図が働いてしまいかねない。

ガンドラック氏は12月、米市場だけでなく世界の株式市場が弱気相場入りしたと話している。
同氏は2日こうツイートした。


CNBCのビットコインのリアルタイム・ウィンドウはどこに行ったの?
よりよい質問: そもそもなんでそこにあったの?

市場だけでなく、メディアも仮想通貨を切り始めている。
ガンドラック氏は当初から仮想通貨を投資対象とは見ていなかった。
バブルの発生した投機資産と見ていたのだ。
一方で、仮想通貨市場は市場心理を映す鏡であり、株式市場の先行指標として扱えると指摘していた。
その仮想通貨がメディアの関心を失いつつある。
CNBCは長らく仮想通貨市場を煽るようなコメンテーターを出演させていたが、最近は距離を置きつつあるようにも見える。
ピーター・シフ氏がかつてのCNBCの姿勢を厳しく批判したことは記憶に新しい。

株式市場の先行指標がメディアの関心を失いつつある。
これは株式市場にどう影響するのだろうか。
ガンドラック氏はこう疑問を投げかける。

次は、業績予想の爆弾が落ちた後のApple(AAPL)のウィンドウがそうなるの?

市場はリスクに敏感になっている。
ドル円相場はAppleの変調を嫌いリスク・オフが進み、一時104円をつけた。


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