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2022年は大手テクノロジー企業が優勢に:ゴールドマンサックス

ゴールドマン・サックスのデービッド・コスティン氏が、アマゾン、アップル、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックの大手テクノロジー5社をべた褒めしている。


「市場最大の5社 アマゾン、アップル、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックは時価総額の約20-22%を占めており、約25%となった昨秋を除けば最高記録の集中度だ。
だから、これら5社がほぼ計算上全体の指数を動かすことになる。」

コスティン氏がCNBCで、大手テクノロジー企業と米市場の見通しについて語っている。
セルサイドらしく明るく、FAAGMが市場を牽引するとの予想になっている。
同氏はいくつかのポイントに分けて説明する。

これら企業では第1四半期売上高が前年比40%上昇した。
市場のそれ以外では8-9%の範囲の上昇だ。

コスティン氏はまず、FAAGMの足元の企業業績が好調であり、他より際立っていると指摘している。
「事業活動がとても強い」との評価だ。
次に、事業の耐久性における優越性を示すために、パンデミックが厳しかった昨年について言及している。

事業の耐久性は昨年よく表れていた。
市場の売上が昨年第2四半期に7%下げている時に、これら企業は18%の売上増加だった。

コスティン氏は、FAAGMのエクイティ・ストーリーの1つに「耐久性のある事業モデル」を挙げている。
その上で、株価を決める先行きの業績について、事業への再投資の観点から解説している。
FAAGMが莫大な再投資で他社の追随を許さないという。

典型的な企業は、事業の成長のためにおそらく営業キャッシュフローの11%を再投資している。・・・
これら企業は65%だ。
キャッシュの大半を事業に再投資し、2022年の事業を見通す上でこれが大きな差別化要因になる。

コスティン氏は、市場は先を見るものであり、すでに関心は今年度から来年度の利益成長に移っているという。
その先行きにおいて、FAAGMの巨額の再投資が他社を突き放すことになると示唆している。

コスティン氏は先月下旬、急速な経済回復の中でまだシクリカルが有利と述べていた。
一方、長期では趨勢的なグロース株が息を吹き返すと予想していた。
今回の主張は、長期予想が徐々に近づきつつあるとの認識を反映したものと思われる。


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