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2022年の投資のベスト・アイデア:ジェフリー・ガンドラック

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、今年最も魅力ある投資アイデアについていくつか挙げている。


30年債と比較すればましとの議論を軽蔑しているのと同じぐらい、投資家はいくらか30年債を保有すべきと言ってきた。・・・
投資というのは、何が最も確率が高いか判断すること、そこにすべて投資することを判断することではない。

ガンドラック氏が自社主催の座談会で、分散投資の重要性を唱えた。
1つのシナリオに賭けて成功する人がいることは認めるものの、ほとんどは長い間に失敗をし、栄光を失う羽目になるという。

だから、長期債を嫌うのと同様に、投資は少なくとも資産の25%を長期債に充てるべきだとまだ信じている。
今の状況がひっくり返れば、おそらく長期債が1%を割り、例えば25%といったリターンが得られるはずだ。

ガンドラック氏は以前から、中長期の話として、ドルの価値の下落懸念を主張してきた。
ドル相場は強いままだが、インフレという面で懸念が現実になりつつある。
今回も、米ドルや米市場が景気後退を機にアンダーパフォームするとの見通しを述べている。

ガンドラック氏はこの数年、現金・株式・実物資産・債券に1/4ずつ配分するポートフォリオを推奨してきた。
(最近では、さらに現金を減らし実物資産を増やすようアドバイスしている。)
この先インフレとなる可能性もデフレとなる可能性も否定できないためだ。
インフレなら株式や実物資産、デフレなら現金や債券が生きてくる。
今回もこのスタンスは継続しつつ、もう少し詳しいチャンスにも言及している。

比較的リスクの低い資産としては欧州株を選好している。
高リスク資産としては、投資家はドルコスト平均法による中国以外の新興国市場投資を始めるべきだ。・・・
そして、長期債でヘッジすべきだ。
保有資産の少なくとも25%をデフレ・ヘッジのために米長期国債に充てるべきだ。

新興国市場においては、自身が長年インドに強気だったと話し、今後35年のホライズンと断った上でインドを奨めている。

もう1つガンドラック氏が口にしたのはクローズドエンドの債券ファンドだ。
大口投資家が買えば価格が大きく上昇してしまうため、敬遠する分野とのこと。
債券利回りが極めて低い環境で、個人投資家がインカムを得られる稀有なチャンスになっている。
ディスカウントで売買され、利回りが7-8%のものもあるという。
ただし、これらの本質は借金をして債券を買うということ。
当然リスクもある。

リスクもともなっており、クレジット・イベントがあれば25%ぐらいの下落になるだろう。
用心しないといけない。
インカムにはボラティリティが付きまとう。・・・
でも、少なくとも利回りはS&P 500の3-4倍だ。


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