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10年・世代に一度のチャンスがやってくる:ジェレミー・シーゲル

ウォートンの魔術師ジェレミー・シーゲル教授が、ぶれない強気を貫きながらも、政府の対応に不満をぶつけている。


トップのリーダーシップ、計画が必要だ。・・・
何かやるという話を切望しているし、現実に実行されないといけない。

シーゲル教授がCNBCで、新型コロナウィルスについて語った。
さすがの《永遠のブル》も9日の急落ではややトーンが緩んだように聞こえた。
この日は、トランプ政権の動きの悪さにいら立っており、大統領選のオッズがバイデン候補に傾いていると話す場面もあった。

ここに来てシーゲル教授の心配はマクロ経済や市場を通り越した感がある。
教授はFRBがさらに50 bp利下げすべきと主張する。
金融政策によるウィルスへの対処には反対が多いことも知った上での主張だ。
コロナ・ショックで操業を止めざるを得ない中小企業では資金繰りに困窮するところが出かねず、それを救うための利下げだという。
刺激策というよりは救済策としての利下げなのだ。

これはとても限界的な話にすぎない。
リーダーシップが重要で、医学的手段がさらに重要だ。

財政政策についても同様だ。
シーゲル教授は、検査や隔離で仕事に行けない人、ウィルスで営業できない人が無収入となるのを救済すべきと話す。
また、状況次第では支払いにモラトリアムを設けるべきという。

ミレニアル世代などへのアドバイスを求められると、シーゲル教授は、下げはバリュエーションを魅力的にし、長期投資のチャンスを与えてくれると語った。

まだもちろん5-10%下げる可能性もある。
15%下げれば、10年あるいは1世代に一度の株を買う好機になるだろう。

その上で、今回の下げ局面で一貫して主張し続けてきたことを繰り返した。
教授の考えの中には、ウィルス前後で世界経済が大きく変わるというシナリオはないようだ。

みんな(企業収益が)横ばい、5%減、20%減などと言っているかもしれない。
悲惨な話だが、2021年を見据えるんだ。
・・・
(PER)16-17倍などは低金利の世界ではお買い得だ。
私の考えは、頑張れ、だ。


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