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グッゲンハイム スコット・マイナード 1 BTC=60万ドルと言っていたスコット・マイナード氏が・・・
2021年5月20日

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、暗号資産の本質をチューリップ・バブルと同じとディスっている。


暗号資産はチューリップ・バブルであることが明らかになった。
価格が上昇するうちは、チューリップの球根も暗号資産も、直前の市場決済価格(均衡価格)で供給が需要を圧倒する限り急伸する。

マイナード氏が昨日ツイートした。
要は、暗号資産が上昇を続けるには(買い>売り)でないといけないと、当たり前のことを言っているのだ。
ただ、暗号資産にはファンダメンタルズがないと言われるだけに、需給そのものしか価格を決める要因がない。
上がらない暗号資産はバブルであると言われても致し方あるまい。

BTC/USDは19日、一時3割を超える下落となり、30,000ドル近辺まで急落した。
テスラの受け入れ停止、中国による禁止など、いくつか原因がささやかれているが、いずれも目新しさはない。

BTC/USD

価格上昇にともなう時価総額の拡大ばかりが騒がれているが、時価総額のわりに一向に価格に落ち着く気配がないところが、いかにもバブル、しかも高値圏に見えるところなのだろう。
もっとも、すべてを知ってギャンブルを楽しんでいる人たちは、バブルと聞いても驚きもしないはずだ。

マイナード氏はつい1か月前、ビットコインが60,000ドルを超えたあたりで50%の調整を予想していた。
今回、一瞬とは言え、その予想が的中したことになる。
結果的に50%の調整予想がわずか1か月で実現したのだから、マイナード氏もすごいし、ビットコインもすごい。

マイナード氏は昨年、原油先物価格がマイナスになると予想し、これも短期間で的中している。
もちろんすべての予想が当たるわけではないが、実現しそうにないほど極端な予想を公表し、そこそこ当てるから驚異的だ。
そのマイナード氏の最近の別の予想と言えば、長期的なディスインフレ、長期金利低下、株価上昇だ。

マイナード氏は、かつてビットコインに批判的だったが、昨年終わりから見直す気配を見せていた。
今年2月にはビットコインの評価額を40-60万ドルと話し、暗号資産村を喜ばせたこともあった。
しかし、その後、再びトーンダウンし、今回はバブルと言い切っている。
ツイートでも皮肉たっぷりだ。

これは暗号資産の死ではない。
チューリップ・バブルの崩壊がチューリップの球根の終焉でなかったようにね!

もしも投機対象としての暗号資産の存在意義が、17世紀のチューリップのように失われるなら、逆に終わらないものは何だろう。
それは、暗号資産が通貨として再び普及する可能性だろう。
ビットコインがまだ数ドルから数十ドルだったころ、ビットコインを本当に通貨として使おうという機運があった。
当時はまだ決済時間も短く、夢を抱かせるところもあった。
しかし、その後、投機対象となるにつれ、無数の暗号資産が生まれては消え、残ったものも、望まれる用途は決済手段ではなくなっている。


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