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Brexitと英国は買い:スタンリー・ドラッケンミラー

スタンリー・ドラッケンミラー氏のBloombergインタビュー第3弾: 英国ポンドと英国株について有望と語っている。


「金曜日(英選挙のあった12日の翌日)はうれしかった。」

ドラッケンミラー氏がBloombergで、英選挙での保守党勝利を喜んだ。
同氏はピッツバーグ生まれのアメリカ人だが、有名すぎるほど英国とはかかわりがある。
1992年のポンド危機である。
当時クォンタム・ファンドを運用していたジョージ・ソロス氏とドラッケンミラー氏は、英ポンドがファンダメンタルズに対して高止まりしていると見て、ショートする戦略に出た。
イングランド銀行はポンド防衛に奔走したが、クォンタム・ファンドに追随するポンド売りの圧力に屈し、英国は欧州為替相場メカニズム(ERM)からの脱退を余儀なくされた。
クォンタム・ファンドがこのトレードで上げた利益は10-20億ドル(約1,100-2,200億円)とも言われている。
キャスターがドラッケンミラー氏に英国について尋ねるのも、同氏が英ポンドを「気に入りの通貨」と話すのも当然だ。

ドラッケンミラー氏はBrexitについて、世間のコンセンサスとは異なる見方をしている。
かつてポンド相場についてコンセンサスと異なる仮説を立てたのと同様、ヘッジ・ファンド運用者らしい思考回路だ。

欧州で起こっていることを見て、英国で起こっていることを見ると、私はいつもBrexit賛成派になる。
英国は500年の間、憎み合い何も決められない国家連合なしにやってきた。
だから、これ(保守党勝利)は英経済にとってとてもいいことだと思う。

ドラッケンミラー氏は、ボリス・ジョンソン首相を「賢いバージョンのトランプ」と称している。
今後は英国に投資が向かい、良い結果を実らせるのではないかと予想する。
英国と米国を比較し、英国が投資先として有望な理由を列挙している。

  • よりよいバージョンの共和党大統領
  • 両院で2/3の共和党議席
  • 財政赤字対GDP比率は4.5%でなく2%
  • 米国より低い債務対GDP比率
  • PER 12倍、4%の利回り

目下のドラッケンミラー氏の英国に対する評価はこうだ。

投資先としてそこそこにように思える。
だから、私たちはポンドだけでなく、英金融株も持っている。
バークレイズ、ロイズのような銀行株を試している。


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