高配当株について考えるべき5点:FOX

高配当株についての5つの心得をFox Business(Motley Fool発)が説明している。
推奨され人気が高まることの多い高配当銘柄にも、いくつか落とし穴がある。


1つ目の心得は人気の的となる原因にあたるものだ。

超お買い得になるかも
高配当株とは一般的に配当利回りの高い銘柄を指す。
配当利回りとは《年間配当÷株価》である。
配当あるいは株価が変化すれば、同利回りも変化するが、企業は配当をあまり動かしたがらない傾向があるので、株価がより大きな変動要因となることが多い。
ここから、導き出される可能性がこうだ:
「高配当株があった時、しばしばそれは株価下落で配当利回りが上昇したことを意味する。
だから、高い配当利回りはお買い得株価を示す場合がある。」

これが、高配当株が人気となりやすい最大の要因だ。
しかし、もちろんこれには落とし穴がある。

超高配当利回りは問題かも
株価が下がるには理由がある。
問題はその下落が一時的なものか趨勢的なものかだ。
仮に、理由が深刻なら、今後、株価も配当も低下していくリスクがある。
「高配当株投資には、投資家による事前の精査が必要だ。」


銘柄の内容を知っておく必要
普通株ではないから高配当になっている場合もある。
REIT、優先株、MLP、日本で言えば少し前に流行った毎月分配型投信などだ。
このような場合、必ずしも高配当を喜ぶべきとは限らない。
銘柄の性質や税務についてよく理解しておくべきだろう。

配当の持続可能性
「配当が持続可能であることを確認しなければいけない。
さらに理想的には成長の余地もあることを。」

配当成長も重要だ
「ポートフォリオで配当を望むなら、堅実な配当成長の銘柄を選好しろ。」

かつての財務会計論では、成長の源泉となるのは利益の再投資と考えることが多かった。
したがって、配当性向の高い企業は将来の成長余地を限定してしまうとの連想が働いた。
現在、企業の成長に必要な資源のうちカネのステータスはかなり下がっている。
(知的財産・ヒトの重要性が増し、カネがタダ同然で借りられる状況になったなど理由は多々ある。)
だから、高配当≒低成長 というわけではない。
ただし、それでも高い配当利回りを見かけたら、ひとまず、そこには何か理由があるのではと疑ってみるべきなのだろう。
もしも、理由がないなら、あなたは金の卵を見つけたことになるのだ。


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