日本銀行
 

門間一夫氏:デフレが景気を悪化させたのではない

脱デフレは解決策になるのか

もう一つ、門間氏が極めて重要な発言をしている。


「日本が経験した程度の緩やかなデフレが景気を悪化する可能性は乏しい」

日本におけるデフレ悪玉論の否定である。
この議論は、安倍政権成立時をもって政治的には敗北を味わった。
しかし、本当の真偽はその限りではない。


確かに、1990年代のバブル崩壊直後の資産デフレにおいて《デフレ》が経済を苦しめたのは事実だ。
しかし、その後のわずかな消費者物価の低下・マイナスが、果たしてどれだけ大きな問題だったのか。
門間氏は、「物価安定の意味や金融政策の根本的な考え方をめぐって、内外の議論が進むことを期待する」と語った。


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