海外経済 投資

グッゲンハイム スコット・マイナード 金もS&Pも5,000以上へ:スコット・マイナード
2021年5月29日

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、金・銀・金鉱株・米国株・米国債について強気予想を述べている。


お金が暗号資産から離れ、人々がインフレ・ヘッジを求めており、金・銀はもっとよい投資先になっている。
市場規模がはるかに大きく、たくさんの金が世界に存在するため、金がモメンタムを得るにはしばらく時間がかかる。
しかし、私は金は最終的に指数関数的局面に入ると予想している。

マイナード氏がCNBCで、貴金属に対する強気スタンスを継続した。
暗号資産に対し比較的好意的な見方を続ける同氏だが、目下の推しは暗号資産ではなく貴金属なのだ。

マイナード氏の貴金属関連投資に対するコメントは以下のとおり:

  • 金: 1オンス5,000-10,000ドルぐらいまでありそう。
  • 銀: 金に遅れて上昇する傾向。「金の高ベータ版」。
  • 銀や金鉱株ETF(GDX)へ投資する意味はある。

金の現在の価格は1,900ドル前後。
目標価格の高さから見て、長いホライズンを想定しているのだろうが、それにしても予想する上げ幅が大きい。
「指数関数的」というゆえんだろう。

マイナード氏の話は、市場の関心事となっている資産クラス間の相関にも及んだ。
同氏の語りには刺激的なキーワードが並ぶ。

興味深いが、すべてのものがある時一緒に動き、すべての動きが一方向の相関にある時、それはある種の投機的局面にさしかかっていることを意味する。
前回、債券市場と株式市場の間の相関が今と同様に高くなったのは1999年まで遡る。
まだこの相関はピークにはなっていない。

どう解釈すべきか迷うところだが、素直に取るならドットコム・バブルの再来がありうるという含意だろうか。
しかも、まだ終わりまでしばらくあるということになる。
また、マイナード氏によれば、順相関の一因は、FRBがそれら資産クラスを押し上げている点にあるという。

マイナード氏は、市場では少数派のディスインフレ・金利低下予想を続けている。

「私が正しければ、最終的にはインフレ・シナリオはみんなが恐れるようには実現しない。
1年後のインフレは前年同月比で見て現在よりかなり低くなるだろう。
市場はそれを価格に織り込んでいない。
起こりそうなのは、株価が下落した時、最終的には下落するが、債券が投資先となる。
もしも株式が下落せず債券が上昇すれば、テクノロジー株や株式市場がさらに上がる。」

マイナード氏は、以前から金利がさらに低下すると予想しており、今回もそれを継続している。
上記の発言は、金利低下のシナリオを2つ呈示している。
株価下落時に債券が買われ、金利が低下する。
この場合は、株式と債券の逆相関が回復する。
一方、ディスインフレに戻るなら順相関が続き、株も債券も買われ、金利が低下する。
このシナリオが順番にやってくると匂わせている。

(株式市場には)調整が入るだろう。
今後6か月で10%程度の後退があるだろう。
しかし、最終的にはS&P 500は5,000を予想し、それ以上になるかもしれない。


-海外経済, 投資
-, , , , ,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。