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選挙後にポジティブ・サプライズが:ジェレミー・シーゲル

ウォートンの魔術師ジェレミー・シーゲル教授が、選挙前後の米国株市場、今後のREIT市場についてコメントしている。


現在の不確実性を考えれば、この水準はすばらしい。
将来売られることがあるかもしれない。
刺激策について大きな動きがあるか、他に市場を押し上げる要因でもない限り、大きな上昇は予想しにくい。

シーゲル教授がウィズダムツリーのポッドキャストで28日、大統領選を控えた市場が上昇しにくい状況にあると示唆した。
2日発表の雇用統計が悪い結果となれば刺激策の背中を押す可能性にも触れているが、選挙が近いことが進展を妨げているという。

REITについて意見を求められると、シーゲル教授は、REITというセクターの内容が極めて雑多なものであることに注意すべきと説いている。
検討する銘柄がどのような資産で構成されるREITであるかにより、投資判断は大きく異なってくるからだ。
例えば、産業用不動産のREITには素晴らしいパフォーマンスを上げているものがあるという。
コロナ・ショックの恩恵を受ける物流施設やクラウドのインフラなどに投資しているものを例示した。
一方、商業用不動産のREITは、将来厳しい状況に置かれるだろうという。

「コロナウィルスが終われば仕事に戻ることになるが、かつてのような形で仕事に戻るわけではない。・・・
レストランは戻ってくるだろう。
みんな社交の場として好んでおり、安全と感じられるようになれば戻ってくる。
劇場なども戻ってくるだろう。
しかし、大きなオフィス・タワーは必要とされるだろうか?
ショッピング・センターは?」

シーゲル教授は、それぞれの銘柄がどのような資産に投資しているか、その資産の将来をどう見るか、を丁寧に考えるべきと促している。

《永遠のブル》も、大統領選の結果が出るまでは上げにくい相場が続くと述べている。
しかし、選挙が秩序だって終わる限り、その後はやはり強気スタンスをとるべきと話す。

選挙で完全な混乱がない限り、私は今ではバイデンと民主党が大統領と上下院を総獲りする可能性も考慮しているが、上院が60-40など(の大差)とならない限り、物事がよく進展すれば、11-12月は上昇となる可能性の方が高く、人々を驚かせるかもしれないと予想している。
それまでは、刺激策なしには、経済の不確実性が重しとなる。


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