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調整は一服、緩やかな上昇へ:バイロン・ウィーン
2021年10月10日

ブラックストーンのバイロン・ウィーン氏は、米国株市場の調整が終わったとして、今後は緩やかな上昇が見込まれると話している。


ここからのアップサイドはあまりないだろう。
現在の水準より少し上にフェア・プライスがあると考えている。
米市場は長期の強気相場にあり、来年も上昇するだろう。

ウィーン氏がCNBCで、いつものように健全な強気予想を続けている。
同氏はS&P 500の利益について今年225、来年250とみており、利益成長にともない5-10%上昇しうると話す。
しかし、かつてのような年20%の上昇はもはや過去の話だという。

市場は基本的に(政治の)見通しについてポジティブな見方をしているが、市場はファンダメンタルズの先を行っていた。
これが過去数週間の調整の理由だが、それも落ち着いた。
ここからは緩やかな上昇が見込まれる。

ウィーン氏は、近時の調整が概ね終了したとの見方を述べた。
市場が金融政策や経済成長について不安感を拭いきれていない中、やや早い底打ち宣言といえるだろう。

老ストラテジストは、米政治について市場の観点だけでなく政治的意見をも求められている。
同氏はMMTを支持しないと明言した上で、米社会にもセーフティネットが必要だと主張した。
その意味でバイデン政権の政策を支持しつつ、きれいごとで済まさない現実的な議論の必要性を説いている。

もしも結果大きな財政赤字となっても、私はそれを受け入れる。
しかし、バイデン政権の政策やそれにともなう税は採算が取れるものではない。
バイデン政権の政策は、仮に修正されても、財政赤字を増やすことになる。


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