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見過ごされがちな最重要な歴史の教訓:ジム・ロジャーズ
2020年5月16日

ジム・ロジャーズ氏が、見過ごされがちだが最も重要な歴史の教訓、さらにコモディティ市場の現状について語っている。


Yes、いつも同じだ。
人類はいつも心配し、恐れ、パニックする。
恐怖や貪欲を取り除くことができないでいる。
どの悲劇や大成功を振り返っても、人々は同じことを言っていた。

ロジャーズ氏がS&P Globalで、コロナ後「金融市場は元に戻るのか?」と尋ねられて答えた。
もちろん1ミリも変わらないという話ではないのだろう。
ロジャーズ氏は過去の多くの危機を挙げ、いずれの場合も結局は市場が大きく変化したわけではないことを強調した。
ただ、人間のサガとして、同じことより変わることを騒ぎたがるものなのだ。

「新たな世代が入ってきて、彼らは2008年を知らない。
過去の大きなバブルを知らない。
知っている人も忘れているんだ。」

以前の危機の記憶がない人が目前の危機に驚き怯えるのは当然だ。
危機前は逆に振れていたのと同様、一部の人たちの間で、行き過ぎた悲観もあるのかもしれない。

ロジャーズ氏は、最も重要な歴史の教訓とは何かについて語っている。

みんな歴史の教訓について話しているが、歴史の教訓の要所とは
『みんな歴史の教訓を学ばない』
ということなんだ。
彼らは忘れ、前に進んでいる。

これは人間の愚かさであると同時に、投資家に対してチャンスを提供してきた現象でもある。

今回のインタビューは、コモディティ市場をテーマにしたものだ。
ロジャーズ氏は、金を除いてコモディティ価格が低迷しており、消費者は恩恵、生産者は損失を被っていると話す。
現状の市場で起こっていることを解説した。

ほとんどのコモディティは底を形成しつつある。
『低価格を癒すのは低価格だ。』という表現がある。
言い換えると、価格がとても低くなると、多く使われるようになり、生産者は生産量を減らす。

ロジャーズ氏は、自分が見ることのできる「すべての国のすべての資産クラス」の中でコモディティが最も安く、かつ「歴史的にとても安い」と話した。


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