投資

航空株は売らないよ:ウォーレン・バフェット
2020年3月15日

ウォーレン・バフェット氏のYahoo Financeインタビュー第2弾: コロナ・ショックの打撃を受ける経済、航空業界についてコメントしている。


(航空会社への影響は)悲惨だ。
私はいつも、いつかパンデミックが起こるだろうと感じてきた。

バフェット氏が10日Yahoo Financeで、コロナ・ショックが航空業界に大きな悪影響を及ぼしていることを認めた。

トランプ大統領は13日、新型コロナウィルス封じ込めのために米国に非常事態宣言を宣言した。
それ以前から滞っていた人の流れは、これにより大きく停止することとなった。
国境の制限だけでなく、国内の移動にも自粛が進んでいる。

航空業界への影響は甚大だ。
デルタ航空、アメリカン航空はすでに今年の業績見通しを取り下げた。
デルタは、欧州との直行便を全便30日間運休するほか、世界の航空業界(国内線・国際線)に減便の動きが広がっている。

「これはひどい出来事で、どれほどひどいかわからない。
切り抜けてしまえばたいしたことではなかったということもあるかもしれないが、とても大ごとになるかもしれない。
それはわからない。」

足元の状況の厳しさを認めるバフェット氏だが、米国や世界に対する自信は揺るがない。
長い目で見てコロナウィルスの問題が「米国や世界の進歩を止めることはない」と言い切る。

世界には今後5、10、20年で他のことも起こるだろう。
世界とはそういうものだ。
道は平らではない。
人類の進歩とは信じられないほどで、止まることはない。

バフェット氏は、世界がこれまで目覚ましい進歩を遂げてきたと説明する。
それはコロナ・ショックにかかわる航空技術・航空業界や医療技術についても言えることだ。

バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが航空株を多く保有しているのは有名だ。
デルタのほか、アメリカン、ユナイテッド、サウスウェストの株式を保有している。
先月27日には、コロナ・ショックで急落したデルタ株を買い増している。
稀代のバリュー投資家にとってはコロナ・ショックはチャンスであり、下がれば買い向かう対象なのだろう。

「この国は進歩するやり方を忘れていないし、進歩することへの関心も失っていない。・・・
いつ邪魔が入るか、どの程度の邪魔かはわからないが、時々邪魔は入るだろう。
と同時に、いつか良くなることも知っている。」

長い目で見れば人類は進歩を続けるのであり、コロナウィルスも克服するのだろう。
そうした見方からすれば、市場の急落はチャンスでしかない。
キャスターから「航空株は売りそうにないですね?」と尋ねられ、バフェット氏は少し驚いたように答えた。

航空会社株は売らないよ。


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