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米長期金利は近く反騰へ:ジェフリー・ガンドラック
2019年6月1日

債券王ことDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、低下を続ける米長期金利の反騰を予想している。
近いうちに米長期国債の買い手は後悔することになるだろうという。


今日の米長期国債の値動きは、ブローオフ・モメンタム・トップの性格を示している。
かなり近いうちに買い手の後悔が始まるだろう。

ガンドラック氏が米時間29日にツイートした。
ブローオフ・トップとは急激に上昇し天井を打ち、急激に下落する動きのこと。
債券利回りで言うと、急低下して底を打ち、急上昇することを指している。
30-31日の米10年債利回りはどうだったろう。

米10年債利回り
米10年債利回り

29日に底を打って、ガンドラック氏の予想のように上昇に切り返すかに見えた。
しかし、再び31日にかけて下落傾向を示している。

ガンドラック氏といえば2016年、米長期金利低下を予想する人が多い中で反騰を予想、見事的中させた。
当時、同金利が5年で6%まで上昇すると予想していた。
この予想は昨年10月までは順調に実現しつつあったが、その後の同金利低下で軌道から外れている。

さすがにガンドラック氏でも、いつもいつも転換点をピタリと言い当てることはできない。
同氏がツイートしたのは「かなり近いうち」だから、まだここ数日-数週が注目だ。

米市場のマインドの低下が顕著だ。
ガンドラック氏のいうように金利が切り返せば、上げの勢い次第では弱気の風が吹き始めるかもしれない。
かといって、現状レベルから上がらないようだと、イールド・カーブのフラット化・長短逆転から逃れられないため、それも弱気の材料になる。
よほどポジティブなサプライズがないと、この弱気から脱するのが難しくなってきているようだ。


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