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米政治は停滞し、それが望ましい:デニス・ガートマン

デニス・ガートマン氏が、米大統領選挙直前に、米政治の停滞を望むと述べ、同時に中期的な金価格の上昇を予想した。


私は(政治的)停滞の大ファンだ。
政府が何もできないということは、停滞では政府が(国益を)傷つけることもできないということ。
でも、何らかのインフラ支出は避けられないのだろう。

ガートマン氏がBloombergで、未曽有の危機に見舞われる米国において政治の機能不全を望むとの発言をしている。

ガートマン氏は伝統的な共和党支持者。
これまでトランプ政権の政策のいくつかを厳しく批判してきたが、今回の選挙ではトランプ支持だという。
共和党支持者とは、選挙になるとやはり保守側につくもののようだ。
同時にガートマン氏の言葉からは、政治が極端に走らないこと、財政支出が爆発的に増えないことを祈る気持ちがにじみ出ている。

「私はまだ停滞の大ファンで、政府が共和党の上院、民主党の下院、大統領はまだわからないが、停滞することを望んでいる。
停滞の可能性は大きくなっていると思う。」

ガートマン氏は、選挙結果のいかんにかかわらず、あと一回の大型財政支出が不可避と見ている。
共和・民主両党にとって、やらなければ支持を失うだけだからだ。
同氏は、そう遠くないうちに再びお金が配られることになると話す。

コモディティ王は金相場について尋ねられ、2か月半前ほどではないものの依然選好していると話している。
かつてのように特定の通貨に対する強さではなく、全面的に金が強くなると暗示している。

私は金のポジションを劇的に減らしたが、今後1、2、3年のうちに金は今より5、10、15%上がっているだろう。
単純に、米国、カナダ、欧州、日本、中国、ロシアの金融当局がすべて刺激策を講じ、拡張的政策を採るためだ。
それ以外に選択肢はなく、それが金価格を押し上げる。
劇的な上昇ではないが、左下から右上に静かに着実に上昇するだろう。


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