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米国株投資で今やってはいけないこと:モルガン・スタンレー
2021年12月22日

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのアンドルー・スリモン氏が、2022年も経験則通り株式はプラスのリターンを上げると予想している。


(昨年の)底値以降、FRBが超緩和的であることから、私はかなり楽観してきた。
中央銀行がその緩和的スタンスを止めようとしている。
これが意味するのは、株式リターンがまだプラスだが低くなるということ。

スリモン氏がBloombergで、強気相場の継続を予想した。
ただし、リターンは低下していくという。
このため「リスクオン銘柄とリスクオフ銘柄の間のバランス」を見直し、ポートフォリオのベータ・リスクを調整する必要があるという。
昨年の底値以降は概してテクノロジーやグロースなど「リスクオン銘柄」全盛だったが、セクター/ファクターのパフォーマンス傾向には変化も見られる。
スリモン氏はこうした変化が来年も大きくなると予想する。

今やらないのは、ディフェンシブなリスクオフ銘柄を追うことだ。・・・
来年にかけリスクオフの巻き返しが続き、そして市場が再び盛り返す。

スリモン氏は、足元で市場に調整が入るものの再び上昇相場に戻るというシナリオを思い描いている。
したがって、調整の間は

  • 銀行、エネルギー、小型株、大きく下げた銘柄を物色。
  • ディフェンシブはアンダーウェイトしているなら買い時を待つ。

といったスタンスを目論んでいるという。

スリモン氏は、市場サイクルが底値から辿る典型的な道筋を解説し、今回もそれが当てはまると予想している。

  • 1年目: FRBの助けで市場は強い。
  • 2年目: 市場は強い。金融は緩和的で企業業績も回復する。
  • 3年目: リターンは下がる。企業業績は良いが、金融緩和は後退しPERが拡大しない。

2022年は3年目だ。
スリモン氏はまだ逃げるべき時ではないと考えている。

市場が下がると考え弱気になるのは時期尚早だ。
企業の良好なファンダメンタルズは続くはずだ。


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