海外経済 投資

米国株は年後半に下落、10-15%の下げに:デニス・ガートマン
2022年1月4日

デニス・ガートマン氏は、足元の米国株市場の強さに驚きつつも、利上げ開始後の弱気相場入りを予想している。


ロシアの状況、FRBが(人事により)よりタカ派になりそうなことを考えれば、株価が上昇を続けるとは信じがたい。
でも、続けているんだ。

ガートマン氏がBloombergで、弱気相場入り予想を繰り返した。
同氏は昨年夏頃から米市場の変化を指摘し始め、年末には自身が委員長を務めるアクロン大学寄付基金で株式ポートフォリオを10%減額することを決めている。
率直に、株価がこのまま上昇し続けることを自身のリスクと認めつつ、弱気相場入りは時間の問題と、待ちの姿勢を強調している。

いつまで待てばいいのか。
ガートマン氏は、先例通り、FRB利上げが弱気相場入りの前兆になると予想する。

人々が経済状況について安心感を高めるにつれ、お金の回転速度が上昇し、インフレ圧力が増し、この1-2年よりはるかに深刻化するだろう。
よりタカ派になるFRBは、元に戻すためにできることをやろうとするだろう。
弱気相場入りの前兆となるのは、FRBが金融引き締めを始める時で、今年後半だろう。

ガートマン氏は依然としてインフレについてやや悲観的見通しを続けている。

現在の利上げについての市場コンセンサスは年内3回の計75 bp。
ガートマン氏は回数こそ同じだが、うち1回を50 bp引上げとし、年内「最低100 bp」と予想している。

この利上げが弱気相場入りの前兆となり、年を通して米国株が下がると予想する。
投資家には株式市場へのエクスポージャーを減らすよう奨めている。

劇的ではなく、おそらく今年10-15%下げるだろう。
ゆっくりと面倒な下落で、クラッシュのようなものにはならないだろう。・・・
だから、市場への関与を減らすことだ。
今後1-2年に合ったトレードとは、静かに理に適ったやり方で様子見をすることだ。


-海外経済, 投資
-,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。